直曾神社

なおらいじんじゃ / にょうらいさん

 御 祭 神 神直日神(かみなほひのかみ)
       大直日神(おほなほひのかみ)

           直曾神社は古き昔より、「なおらいさん、にょうらいさん」と親しまれているお宮さんです。
           この神々は人の身の罪穢れを祓い、殊に吹き出物、腫物、昨今では特に「がん病」に効験あらたかとされ
           遠近より多くの参詣者が、静かな佇まいのお社を訪れています。 
  
                    



 
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  Ⅰ.直曾神社 御 由 緒

    人皇第四十代天武天皇の御代(白鳳五年)、大嘗祭に際し亀卜(きぼく)の占いにより、この地に
    悠紀斎田が定められ、祓穂の儀が執り行われました。
    当神社は、その祭礼後の直会の儀が催行された祠で、以降、直曾神社として、数多くの崇敬者を
    輩出いたしました。
 
    御祭神は神直日神(かみなほひのかみ)、大直日神(おほなほひのかみ)の御二柱を創祀奉った
    社であり、この二柱は神代の昔、伊弉諾尊(いざなきのみこと)が、黄泉の国に伊弉冉尊(いざな
    みのみこと)を慕って、赴かれた際の罪穢れを禊祓いされた折に生坐した祓戸の神々です。 

    この神々は、人の身の罪穢れを祓い、殊に吹き出物、腫物、がん病に効験あらたかとされ、古来
    遠近より多くの参詣者が訪れます。平成二十二年には、崇敬者の奉賛により、大規模な改修がな
    され、現在に至っています。



  Ⅱ.御 祭 神

     ・神直日神(かみなほひのかみ)
     ・大直日神(おほなほひのかみ) 


     例祭は三月と十二月の第一日曜日に斉行され賑わいを呈しています。
      直曾さんの祭禮やお祭りは、いつも地域の人々と共に営まれ、参拝する方々を優しく迎えて
      今尚、昔ながらの人情が覗える、そんな場所でもあります。