杜の響き
「杜の響き」メッセージ 第15章





           謹 賀 新 年
             
平成28年の年明け

     氏子中の各位には、迎春に当たり新たな希望を懐きつつ、嬉嬉とした日々を    
    お過ごしのこととお慶び申し上げます。

     昨春は、東日本震災の復興作業への敬意と共に人類と自然環境との共生を再
    認識しながら、明るい報道を期待する旨を記述させて頂きました。
 
     顧みますと、大村教授の「特効薬」、梶田教授の「ニュートリノ」によるノ
    ーベル賞、りゅうぐうへの「はやぶさ」、金星への「あかつき」による宇宙探
    査など、無限の世界に挑戦する日本の科学技術の報道に接し驚嘆するばかりで
    す。      
 
     また、スポーツでもラグビー、サッカー、体操、スケート、バトミントン、
    卓球等々の国際大会で活躍する日本人に喝采を送りたく思います。

     今年も明るい報道が持続することを願って止みません。     
    何人も人間性豊かな社会の醸成に共感しますので、日頃の心構えが大切と存じ
    ます。

     神社運営に当たり、今年は特に「情」を念頭に諸事を進めて参ります。
    当社では崇敬者の要望に沿える様、氏子総代始め関係者一同日々奉仕活動に努
    めており、「徳は孤為らず」を実証しています。

     由緒ある神社として、氏子中のご理解とご支援に感謝すると共に各位の弥栄
    を念じ、参詣者をお待ち申し上げています。

              
  
                         平成28年 元旦 掲載
                         「杜の響き」主幹 千雅翁       




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