澁川神社 御祭神 たかみむすびのかみ
澁川神社御祭神 「高皇産霊神」 について 神社INDEX 澁川神社の御祭神は、由緒ある 高皇産霊神(たかみむすびのかみ)です。 どんな神なのか、概略ご説明しましょう。 既に、文献等で御存じの方も多いと思いますが、改めてお話をしてみようと思いす。 ご覧戴ければ幸いです。
タカミムスビは天孫ニニギの外祖父に相当する。 アマクニタマの子であるアメノワカヒコが、天孫降臨に先立って降ったが復命せず、問責の使者・雉(きぎし)の鳴女(なきめ) を射殺した。それがタカミムスビの怒りに触れ、その矢を射返されて死んだという。 しかし『古事記』では、即位前の神武天皇が熊野から、大和に侵攻する場面で、夢に登場し、更にアマテラスより、優位に立って |
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上記欄に記載されている神々、関連ある「名称(書かれている言葉)」について、補足説明をしておきます。 『古事記』上巻の冒頭では、天地開闢の際、高天原に以下の三柱の神(造化の三神というが、いずれも「独神(ひとりがみ)」 (男女の性別が無い神として成って、そのまま身を隠したとされています。 ・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) - 至高の神 ・高御産巣日神(たかみむすひのかみ) - 征服や統治の神 ・神産巣日神(かみむすひのかみ) - 生産の神 4.五柱の神(説明参照ー1に関連) 天地開闢の次に、国土が形成されて海に浮かぶくらげのようになった時に、以下の 二柱の神が現われた。この二柱の神もまた独神として身を隠した神々です。 ・宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ) ・天之常立神(あめのとこたちのかみ) これら五柱の神を、天津神の中でも特別な存在として「別天津神(ことあまつかみ)」と呼ぶ。 そして、更に別天津神の次に神世七代の神が現れた。 5.葦原中国平定 (あしはらのなかつくにへいてい)(説明参照ー5) 葦原中国平定(あしはらのなかつくにへいてい)は、日本神話において、天津神(あまつかみ)が、国津神(くにつかみ) から、葦原中国の国譲りを受ける説話。国譲り(くにゆずり)ともいう。 6.神祇官八神(説明参照ー6) 八神殿(はっしんでん)は、日本の律令制の下で神祇官西院に設けられた、天皇を守護する八神を祀る神殿です。 八神殿に祀られる神は以下の神で、延喜式と古語拾遺で表記が異なりますが、同じ神です。 現在、和歌山県岩出市に鎮座する「大宮神社」が、神祇官八神を祀っています。 大宮神社 主祭神 - 日本武尊 <配祀神 - 神祇官八神> 高皇産霊神、神皇産霊神、魂留産霊神、生産霊神、足産霊神、大宮賣神、御食津神、事代主神 他、素戔嗚尊等十二柱の大神 大宮神社は、和銅5年に熱田神宮より、日本武尊を勧請して創建され、当地の産土神となった神社。 中世、高野山を下った 興教大師覚鑁が、紀州根来寺開創に際し、1142年に仏法の守護神として、神祇官八神を祀った。 |
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