澁川神社

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 ※ 最下段に平成29年厄年年表記載    ◆ 平成29年 厄年・年廻り年表  

 

        「厄年・厄祓いについて知っておきたいこと」


   一般的には平安時代に陰陽師の安部清明によって広められた風習と言われています。
   厄年は災いを招きやすい年(3年間)として知られていますが、その3年間には身を慎んで過ごさなければ
   ならいとする年齢のことです。
 
   人の生涯の中でも、自身の体力、家庭環境、社会環境にあって、それぞれに転機を迎へる大切な時でもあり
   災厄が起こりやすい時期として、忌み慎まれています。その年に当たっては、災厄から身を護るため、その
   年には神社に参詣して【お祓いを】を受けます。それが【厄祓い祈願】や【厄除け祈願】等と呼ばれている
   のです。 地域によっては、地域全体や団体等で、厄年とされる期間中、色々な奉仕活動を行い穢れを祓い
   清める風習が、古くから根強く続けられています。

   厄年の年齢は「数え年」で数え、地域や土地の古くからの習慣によって、多少異なるところもありますが、
   男性が、二十五歳・四十二歳・六十一歳 女性が十九歳・三十三歳・三十七歳などを言い、この年齢の前後
   を前厄・後厄と称します。
   
            厄祓いでのご相談は、社務所で承っております、ご遠慮なくどうぞ。
  
 
   1.厄年の根拠

   厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢のことを言います。
   古くは、平安時代には既に存在し、科学的な根拠が不確かで起源も曖昧ですが、 根強く信じられている日本
   固有の風習です。 厄年は出典が無い事から迷信ともされていますが、それを踏まえた上で、厄年の説明・解説
   等が、数多く行われているのが実情です。

   人の19歳、25歳は青春期に当たり、また33歳、42歳は青春期を過ぎ、中高年期への過渡期に当たることから
   人生の内でも曲がり角でもあり、男性の場合は社会的にも責任が重くなり、それゆえ精神的・肉体的にも疲労
   などが多く、女性の場合は子育てあるいは主婦として非常に多忙な時期でもあり、不慮の事故やけが、病気等
   も起こりやすいとしていますが、科学的・統計的には明らかではありません。
  
   本厄の年に「厄祓い」・「厄除け」を行い、神仏の加護を受けて凶事や災難を未然に防ぐ慣習もあります。又
   凶事が起こらなくとも、大厄の年齢では、肉体的にも体力の低下や反射神経の鈍化等、衰退が顕著になる時期
   でもあり、医師の診察を受けた際に、体調不良を訴えやすいとも言われています。
   健康管理などの面でも、注意が要される年頃でもあることも事実であり、ひとりひとりの生活の在り方に気を
   つけたい年齢と言えます。




   2.厄年の数え方

   「厄年は数え年で計算します」
   一般的に男性と女性の厄年は異なり、本厄は男性の場合は、25歳、42歳、61歳、女性の場合は、19歳、33歳
   37歳、61歳とされています。 特に
男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、凶事や災難に遭う率が非常
   に高いので自らの生活では、十分に注意をしながら、過ごす一年となります。
   尚、数え年は元日から、誕生日前日午後12時までは「満年齢+2」、それ以降は「満年齢+1」で計算します。
   いずれの厄年にも、その前後1年間に前厄(厄の前兆が現れるとされる年)・ 後厄(厄のおそれが薄らいで行
   とされる年)の期間があり、本厄と同様に注意すべきとされています。 また、地域や神社・寺院等によっては
   61歳の還暦を男女共通で、厄年とする場合もあります。
  
              


   3.「厄年の過ごし方」について

   一概に「これこれ」と、言葉では表現出来ませんが、身体的にも精神的にも無理を重ねている年齢でもあると
   云えます。この時期は決して無理をせず、可能な限り新しい事は控えて、静かに生活を過ごす事も良いと思わ
   れます。早期に健康診断を受けたり、余り事を無理に急がず自らを振り返ってみる大切な時期なのかも知れま
   せん。自分自身を労わる時間を意識的に多く取って戴きたいと思います。

   厄年については地方にもよりますが、厄年までに貯金をして、その時期に散財したり、女性の出産等も「厄」
   を免れるなどと言われております。
   この厄年については、各地で古くからの「 慣習・風習 」等により、独自の方法にて、行われている場合が
   あります事も、ご記憶戴きたいと思います。




   4.厄年とされる理由(考え方)について(古き文献から)

  1.江戸時代では、『和漢三才図会』には、俗に男25、42、61歳、女19、33、37歳、男は42歳を
    もって、女は33歳をもって大厄となす。
    男42歳の前年を前厄、翌年を挑厄(はねやく)といい、前後3年を忌む年としている。
     (今、俗に男の25歳、42歳、61歳、女の19歳、33歳、37歳を厄年だと言っており、男の42歳と
    女の33歳は大厄で、男41歳を前厄、43を挑厄といい、41~43歳の前後3年は注意して過ごさなけれ
    ばならないとしている)。考え方は現在に、強く影響を与えているのです。

  2.平凡社『大辞典』「厄年」の項によれば、19は重苦、25は5×5=25、後後二重後と、とりなして、
    死後の事とし、33歳は 3 ・ 3 と重なるから散々と、とりなし、42歳は 4 ・ 2 と続くから
    死(しに)にとりなして、忌むと 記述しています。

  3.神道学者の三橋健は、経験則的にこの時期に人生の節目になるとされている年だと述べている。
    又、文化人類学者の小松和彦は、「平安時代の貴族は毎年厄払いをしていた。江戸時代に入って暦の普及と
    共に厄年も普及し、神社仏閣での厄除けが流行した。現代は成人儀礼として行われている」と述べています。



        ◆ 平成29年 厄年・年廻り年表
 
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