第8回 祝、勤労感謝の日の新嘗祭と稲荷祭
               
平成29年11月14日 掲載 
            
             考察、神社四大祭について
   
                  

       11月23日は、勤労感謝の日と言う国民の祝日です。
      この日は皇居に於いて、天皇が御自ら新しく収穫されたお米を天照大神に捧げる新嘗祭が
      行われる日でもあります。日本各地の神社でも新嘗祭が行われます。

       澁川神社では、境内の小さな神田で、11月3日に収穫(天候不順で例年よりも遅くな
      りました)した稲穂を神前に捧げます。神社の祭りの多くは五穀豊穣を祈る行事に関連し
      たものです。

       澁川神社の大切な四大祭は、1月1日の元旦祭(新年を祝う祭)、春分の日の祈年祭
      (豊作を祈る祭り)、10月15日より、前の日曜日に行われる秋祭り(収穫を氏子が皆
      々で祝う祭)、11月23日の新嘗祭です。

       元旦祭と秋祭りは、振る舞い酒や餅投げがあり、多くの人で賑わいます。
      祈年祭と新嘗祭は地元役員参列のもと、宮司・楽士・巫女・氏子総代等、神社関係者総
      出により、粛々と行われます。
   
       また、同じ五穀豊穣の神様を祀る境内の澁川稲荷社で、例大祭を祈年祭、新嘗祭の終
      了後に来ないます。ここで、澁川稲荷社(御神体)について、お話しましょう。
       江戸時代に京都の伏見稲荷から、分霊して澁川校区内に祀ってあったものが、明治時
      代に国の合祀令により、澁川神社境内へ遷座されました。 境内東側の入口から入って
      稲荷独特の赤い鳥居と赤い幟が、沢山立ち良く目立ちますが、まだ、多くの人達には知
      られていないのが、現状です。

       豊作、商売繁盛、金運、開運など、現世のご利益を戴ける神様として、全国津々浦々
      人々には人気のある神様です。もっと多くの人達に参拝を戴けたらと、願っております。
      神様や仏様(仏像)に向かい、人々は参拝を致しますが、より多くの人達に参拝される
      ことに依って、神様とか仏様(仏像)自身が力(パワ-)つけて行くそうです。そして
      人はご利益を戴いて居るのです。何か神秘的な気持ちを抱きます。

       今回から年2回の例大祭に合わせて、社頭にて商売繁盛等の祈願神事を行う事になり
      ました。ご希望の方は社務所にて、祈願の申し込みをお願い致します。
       稲荷と言えば、御狐様ですが、狐(キツネ)は神様の使いや乗り物です。澁川稲荷社
      前の1対のキツネ像の片方の耳が欠けて痛々しいと言うお話を戴いています。簡単に修
      復する良い方策は無いものかと日々思案している所です。

 

     
                      平成29年11月14日
                             澁川神社 権禰宜 記 




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