第10回 年末年始を振り返って
               
平成30年 3月 1日 掲載 
            
   
                  

        権禰宜のお話 第10編
  
    
        氏子総代やOBによる社殿や境内の掃除、注連縄作り門松作りなど、準備万端整って
       昼12時に一般の人も参加して、年越の大祓いで、一年分の罪、穢れを形代に託して天
       神川に流しました。

        午後10時を過ぎて厄年有志の会によって、たき木に火が入る頃から参拝の人達が集
       まり始めました。新年のカウントダウンが始まる頃には境内の外まで長い列が出来まし
       た。午前3時前には振舞酒に用意した1200個の升も無くなりました。

        今年は夕方に雨が降った所為か、前年より人出が少なかったようです。徹夜で社務所
       に務めた総代さんに代わって、朝から可愛い巫女さんと、総代さんに引き継がれます。
       9時を過ぎる頃から参拝者が増え、夕方まで途切れることがありませんでした。10時
       からは、地元シニア会の参拝に合わせて、年に一度この時だけの特別衣装の巫女舞も見
       られ正月らしく華やかです。
        三が日までは、列が出来る程多くの人に参拝いただきありがとうございます。 また
       今年から三が日迄は午後もご祈祷を行うこととなり、多くの人に利用して戴きました。

        皆様が年の初めに氏神様にお参りし、家族・友人の平穏無事を祈ることの幸せの一端
       を担うことができ、関係者一同、喜びに感じています。
        松の内も終わり、自治会主催の白鳳校区のどんど焼きが行われぜんざい、豚汁がそれ
       ぞれ1200杯も出る程の盛況でした。

        自分の子供の頃の年末年始を思い出してみました。
       年末には門松を立て、その周りに山(良福寺の西北の東名高速道路が出来る前の丘陵)
       で取った白砂で道路から、家の庭まで階を描き、門松の周囲には、太陽や目出たい図柄
       を庭いっぱいに描きました。(農家なので籾干し用に広い庭がありました)元日の朝には
       近所の家に新年のあいさつに回り、ミカンなど戴きました。

        遠い思い出も年を重ねる度に、少しづつ消えて行き、寂しさもありますが、幼き頃の
       大切な想い出は、未だにしっかりと、心の中にあって、ふと思い出して胸を熱くする事
       も珍しくはありません。これからは新しい思い出が、積み重ねられていくことでしょう。

                                          結び


 

     
                      平成30年 3月 1日
                             澁川神社 権禰宜 記 





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