俳句・短歌 綴り
   
     令和元年 7月 13日   もどる    


 




      俳句 ・ 短歌 「夏の秀作集-1」


     俳句五句

        熱る身に人心地なる冷奴


        蝸牛生きてゐるのかゐないのか


        朝採りの胡瓜の棘のたくましく


        門灯の陰で夜待つ火取り虫


        梅の実の肩の赤味やそれぞれに





     短歌三首

        夏霧の途切れとぎれに都井の駒
 
           白き灯台黒潮の中


        遥か来て開聞岳や雲の峰

            黒潮寄する浜の砂風呂


        徒に他郷暮らしの五十年

            優しく在るは国の山川



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