俳句・短歌 綴り
   
       令和元年 5月 6首   もどる    


 



         短歌 5月編


      
上賀茂の楢の小川の花筏

          我が歌乗せて難波まで行け




       王の熟田津いづこ見渡せば
 
           早や葉桜の勝山の城

 
                ※ 王=おおきみ(額田王)
                ※ 熟田津=にぎたづ 



       振り向けば花橘の香あり

            佐田の岬は陽炎の中
          



       平戸つつじ夢破れたるポルトガル

          残る情緒は家並みの中に





       逆打ちの遍路の急ぐ朝まだき

           伊予路を土佐へ脚絆の乱れ

          


       象潟の古いづこ春霞

           浜風に建つ俳聖の句碑

           ※ 古=いにしえ




                              もどる